【ジャスミンのアロマオイル/精油】効能やおすすめブレンドを紹介
今回はジャスミンのアロマ(エッセンシャルオイル)の香りやおすすめのブレンドなどをお伝えします。
注意点や値段などもお伝えしているので、気になっている人は参考にしてくださいね。
・ジャスミンはこんな香り
・ジャスミンアロマの効能・効果
・相性のいいアロマブレンド
・ジャスミンのよくある質問
・ジャスミンアロマの注意点
・ジャスミンの歴史や抽出方法
・価格と相場(生活の木を基準)
ジャスミンのアロマの香りは?
華やかで濃厚な甘さのあるフローラルな香り。
ジャスミンのアロマの香りは、フローラル系の精油の中でも特に華やかさが印象的で、濃厚な甘さを感じる香りです!
「香りの王様」と呼ばれ、「精油の宝石」と言われるほど、どこかエキゾチックな雰囲気をもつジャスミンの香りは、魅惑的で美しさも感じられる香り。
ジャスミンと相性のいいアロマブレンド
カモミール/イランイラン/グレープフルーツ/フランキンセンス/ネロリ/ミルラ/など
(基本的に樹脂系/花/柑橘系の精油との相性が良いですよ)
ジャスミンの精油は、ほとんどの精油と相性が良い精油です。
濃厚なフローラルの香りが強い精油ですが、もっと華やかな気分を味わいたい時には、同じフローラル系統の精油との相性も抜群です!
また、フローラルの香りが重すぎると感じたり、もう少しさっぱりとした香りを楽しみたい時には、ハーブや柑橘系の精油とのブレンドもおすすめ◎
さらに、樹木系の精油とのブレンドも、心を落ち着かせたり、リラックスしたい時のブレンドにはおすすめですよ。
その中でも特に相性がいいアロマブレンド
精神的な満足さが欲しい時や心が落ち込んだりした時に
ローズオットーの精油には、ジャスミンと同様に、高揚感と多幸感をもたらす作用があり、優しい愛情あふれる香りで華やかさと気品があります!
ジャスミンとローズオットーの効能には類似する点が多くあり、どちらの精油も濃厚なフローラルさのある香りが特徴的です。
精神的な満足さが欲しい時や心が落ち込んだり、自分に自信が欲しい時、ホルモンバランスを整えたい時におすすめのブレンドで、ローズオットーとジャスミンのブレンドは、女性にとって最高の組み合わせ!
子供がいる家庭、これからお迎えする家庭におすすめ
マンダリンの精油は、柑橘系精油の中では交感神経を鎮静し、リラックスさせる効果が強く、精神的安定をもたらす香りです!
子どもから大人にまで愛されるような香りのマンダリンは、高揚感や多幸感をもたらす作用があるジャスミンの精油とブレンドすることで、幸せいっぱいの中、赤ちゃんを自宅に迎えるのにふさわしい香りとされています。
小さいお子さんがいるご家庭では、子どもの精神的安定はもちろん、大人の心も満たしてくれる作用があるので、こちらのブレンドは子どもとママにおすすめです◎
子どもとママの日常をハッピーにしてくれるブレンド。
ジャスミンのアロマオイルの効能・効果
・何か満たされない不安を抱えている時に。
・自分に自信が持てなくなった時に。
・出産準備やお産、産後の抑うつ状態に。
女性の性を目覚めさせる魅惑的な香りとして
ジャスミンの精油は、「香りの王様」と呼ばれたり「精油の宝石」と言われるほど、魅力的な香りであることから、古代エジプトの時代に、かの有名なクレオパトラにも愛されてきました。
ジャスミンは、そのエキゾチックな魅惑の香りから、媚薬としても使われてきた歴史があり、クレオパトラも敵国の将軍を魅了するために、ジャスミンの香りを用いたという逸話があるほどです!
実際に、ジャスミンには女性の性を目覚めさせる成分が含まれていることが認められており、古くから媚薬として使用されることが多かったようです。
また、インドでは古くから、結婚式やお祭りをはじめとする華やかな儀式には、ジャスミンの花が欠かせないとされています。
それぐらい、ジャスミンの香りは太古の昔から人々を虜にしてきた魅惑の香りなんですね。
ジャスミンのアロマの注意点
妊娠全期に渡って使用を避ける
ジャスミンの精油は、妊娠全期に渡って使用を避けて下さい!
実際、妊娠37週以降は使用されることもありますが、使用の際は体調に十分注意して使用することがおすすめです。
ジャスミンだけでなく、妊娠初期は大体の精油は使用禁止とされています。
妊娠5か月程度までは、ホルモンバランスなども安定しづらく、とてもデリケートな時期なので、妊娠初期の使用は禁忌とされています。
ジャスミン以外の精油についても、妊娠中は、芳香をメインに楽しむようにするのがベスト◎
高濃度での使用・集中したいときの使用は避ける
また、ジャスミンの精油は作用が強い精油なので、高濃度での使用は避けて下さい!
少量使用でも十分な効能の得られる精油です。
車の運転など、集中が必要な時にも使用を避けて下さいね。
ジャスミンのアロマの歴史
ジャスミンの花は、インドが原産の常緑低木から8月~9月にかけて開花し、開花の時刻によって香りの強さが変化します。
日没後に開花するジャスミンの花は、夜に最も香りが豊かに香るため、インドでは「夜の女王」とも呼ばれています。
ディズニーキャラクターでお馴染みのインドが舞台の『アラジン』でも、「ジャスミン」というプリンセスが登場しますよね。
ジャスミンは、「夜の女王」と呼ばれる通り、実際に歴史的にも媚薬として用いられることが多く、催淫作用があります。
そのため、カップルやご夫婦で過ごすお部屋のムードづくりにもピッタリな精油です!
また、ジャスミンの香りは女性らしさを高めてくれる香りであることから、有名ブランドであるディオールやシャネルの香水など、化粧品にも用いられることの多い香りですよ◎
ジャスミンのアロマの抽出製法
ジャスミンの抽出製法はとても複雑。
1.花の芳香成分を石油エーテルやヘキサンなどの有機溶剤で浸す
2.溶剤を蒸発させる
3.蒸発させて残った「コンクリート」という成分をアルコールに混ぜて芳香成分だけを抽出
4.さらにそこからアルコールを取り除いたのちに精製される、アブソリュートが最終形態です。
ちなみに、花の原料から抽出されるものはアブソリュートですが、樹脂の原料から抽出されるものはレジノイドと呼ばれます。
このような抽出方法を有機溶剤抽出法といい、ジャスミンはこちらの方法で抽出されます。
ジャスミンのアロマの基本情報
科目 | モクセイ科 |
系統 | オリエンタル |
ノート | ミドル~ベース |
粘性 | 高い |
科目とは
植物の種類を分類したもの。
精油の科目によって、どんな種類の植物から抽出されたか分かります。
系統とは
精油の香りの種類を分類したもの。
系統には「ハーバル系」「シトラス系」「フローラル系」「オリエンタル系」「バルサム系」「スパイス系」「グリーン系」と主に7種類があり、香りの系統によって相性が良いものとそうでないものがあります。
ノートとは
精油が空気中に蒸発する時には時間差があり、揮発性が高い精油ほど最初に香ります。
最初に揮発する香りをトップノート、中間の香りをミドルノート、最後に揮発する香りがラストノートです。
粘性とは
精油の液には、粘り気のあるものとサラサラとしたものがあります。
精油の液の状態を区別するのが、粘性です。
価格と相場(生活の木を基準)
生活の木 3mlのジャスミンの精油価格は、7150円です。
他の同じ内容量の精油が平均1000円以内であることと比較しても、平均よりかなり高めのお値段ですが、これには理由があります。
ジャスミンの全世界での年間生産量は5~6トン程度と少ないこと、さらにジャスミンの精油は700~1000kgの花からわずか1リットル程度しか抽出することができないのです。
また、ジャスミンの花の開花期間と夜に最も香りが豊かに香ることを考えても、短期間・短時間で花の採取を行わなければならないので、非常に精油の抽出が難しいという現状があります。
そのため、ジャスミンの精油はとても希少で、価格は他の精油のお値段よりも、どうしても高くなってしまいます。
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