【ラベンダーのアロマオイル/精油】香り・効能|妊婦でも使える?
今回はラベンダーのアロマ(エッセンシャルオイル)の香りやおすすめのブレンドなどをお伝えします。
注意点や値段などもお伝えしているので、気になっている人は参考にしてくださいね。
・ラベンダーはどんな香り
・相性のいいアロマブレンド
・ラベンダーの効能・効果
・オレンジとの相性・妊婦でもOK?
・副作業などラベンダーの注意点
・価格と相場(生活の木を基準)
ラベンダーはどんな香り?
ラベンダーは爽やかな酸味と甘みを感じられるハーバルな香り
ラベンダーは、フローラルとハーバルを融合させたような香りで、果物のような爽やかな酸味と甘みを感じられる香りです。
香りとしては、リラックスできる優しい香りです。
ラベンダーと相性のいいアロマブレンド
カモミール/ユーカリ/レモングラス/ベルガモット/ローズ/レモン/ローズマリー/ペパーミント/ネロリ/パチュリーなど
(基本的に花/柑橘系/葉/ハーブ/シソ科/バジルの精油との相性が良いですよ)
その中でも特に相性がいいアロマブレンド
ベルガモットは、心が沈んで情緒不安定気味な日におすすめの精油。
ベルガモットには、抑圧された感情と漠然とした不安から心を開放し、深い部分からゆっくりと整え、穏やかでバランスのとれた精神状態に戻してくれる効能があります!
そのため、副交感神経を活性化させ、自律神経系のバランスを整える効能のあるラベンダーとも相性の良い精油です。
ネロリは、心理的なストレスで心が乱れて辛い時に、再起するためのパワーをもらえる精油。
ライフスタイルに起因するストレス全般に効果的な精油であるネロリには、ラベンダー同様に脳内のセロトニンの分泌を促し、自律神経を整えてくれる作用があります。
そのため、ラベンダーとブレンドすることで、精神的な面でのケアにより一層効果的で、PMSや更年期症状の緩和にもおすすめ!
ラベンダーの香りの効能・効果
・心の痛みや不眠症に困っている
・リラックスタイムを充実させたい
・鎮痛や殺菌消毒などに
アロマを医療として使っている国では、こんな効果が認められていますよ。
↓↓↓
心の痛みや不眠症などに
ラベンダーには、副交感神経を活性化し、自律神経系のバランスを整える効果があり、心身症的症状を緩和させる作用があります。
脳内のセロトニンの分泌を促す作用もあるので、心の痛みや不眠症にもおすすめされています。
実際に1990年代に、アロマを医療として使用しているベルギーやフランスでは、心身症の改善にメディカルハーブとしてラベンダーが使用された経緯があり、現在では日本でも、リラックス効果の高い精油として、子供から高齢者まで安心して使用できますよ。
鎮痛や殺菌消毒に
また、ラベンダーの歴史から分かるように、傷ややけどなどの治療にも効果的で、鎮痛作用や殺菌・消毒の役割もあるので、まさに効能・効果も多岐に渡り、万能な精油です!
ラベンダーのアロマのよくある質問
オレンジとの相性が良いって聞いたんだけど
ラベンダーは、柑橘系の精油との相性が良いので、上記でお伝えさせて頂いた、ベルガモットを含め、オレンジとも相性が良い精油です。
オレンジの精油には、心を開き、前向きで元気な気持ちにしてくれる効果があるので、自律神経系のバランスを整えて気持ちをリラックスさせてくれるラベンダーとのブレンドは、ピッタリ!
オレンジとラベンダーをブレンドすることで、安眠効果もありますよ。
妊婦だけどラベンダー使ってもいいの?
ラベンダーは、妊娠初期は使用を避けて下さい。
妊娠中期・後期の使用は可能ですが、使用の際は体調に十分注意して使用することがおすすめです。
ラベンダーだけでなく、妊娠初期は大体の精油は使用禁止とされています。
妊娠5か月程度までは、ホルモンバランスなども安定しづらく、とてもデリケートな時期なので、妊娠初期の使用は禁忌とされています。
しかし、精油の中には、妊娠全期に渡り使用禁止とされているものもある中、ラベンダーは妊娠初期の使用のみ禁止で、中期・後期の使用はOKですし、子どもから高齢者まで安心して使用できる精油なので、精油の中では安心して使用できる精油です!
妊娠中は、芳香をメインに楽しむようにするのがベスト◎
副作業などラベンダーのアロマの注意点
注意点は「高濃度での使用を避けること」
ラベンダーは、上記でもお伝えさせて頂いたように、子どもから高齢者まで、安心して使用できる精油なので、特にとりたてて注意する点はありませんが、1つだけ気を付けなければいけない点があります。
それは、高濃度での使用を避けることです!
なぜかと言うと、ラベンダーは、副交感神経を活性化させるので、安眠にも効果がありますが、高濃度で使用することによって、かえって覚醒してしまうことがあるからです。
ですから、安眠したいからと、ラベンダーの精油をたくさん使いすぎることは逆に眠れなくなる原因となりますので、気を付けて下さいね!
ラベンダーの歴史
ラベンダーの原料植物の学名「Lanandula」はラテン語の「lavo(洗う)」や「lividus(青みがかった鉛色)に由来しています。
20世紀はじめ頃、化学実験中に負ったやけどを、ルネ・モーリス・ガットフォセというフランスの化学者が、ラベンダー精油で治療した経験から、精油を医療分野に利用したそうです。
また、第二次世界大戦、インドシナ戦争中に、ジャン・バルネというフランスの軍医もラベンダー精油を使用して、負傷した兵士の傷を治療したと言われています。
ラベンダーの抽出製法
花と葉の部位から抽出されるラベンダーは、釜に植物を入れ、水蒸気の熱で精油を取り出す、水蒸気蒸留法という製法で抽出されます。
ラベンダーの基本情報
科目 | シソ科 |
系統 | ハーバル |
ノート | トップ~ミドル |
粘性 | 低い |
科目とは
植物の種類を分類したもの。
精油の科目によって、どんな種類の植物から抽出されたか分かります。
系統とは
精油の香りの種類を分類したもの。
系統には「ハーバル系」「シトラス系」「フローラル系」「オリエンタル系」「バルサム系」「スパイス系」「グリーン系」と主に7種類があり、香りの系統によって相性が良いものとそうでないものがあります。
ノートとは
精油が空気中に蒸発する時には時間差があり、揮発性が高い精油ほど最初に香ります。
最初に揮発する香りをトップノート、中間の香りをミドルノート、最後に揮発する香りがラストノートです。
粘性とは
精油の液には、粘り気のあるものとサラサラとしたものがあります。
精油の液の状態を区別するのが、粘性です。
価格と相場(生活の木を基準)
生活の木 3mlのラベンダーの精油価格は、660円です。
他の同じ内容量の精油が平均1000円以内であることと比較しても、購入しやすいお値段になっています。
ラベンダーの価格は、より高地で育ち、尚且つ野生のラベンダーの方が、栽培のラベンダーよりも高値で取り引きされる傾向にあります。
ラベンダーは、アロマを楽しむためには、1つは持っていて損のない万能な精油なので、初めてアロマを楽しむなら、ラベンダーから購入を検討してみるのが良いかもしれません!
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